Web2.0

Web2.0とは最近話題の言葉ですが、簡単に言えばPCはこちらの世界でWebはあちらの世界とし、あちらの世界を考えていることがWeb2.0ということです。
パソコンはインターネットで用途が増えたとはいえ、本体のほかにOS(Windows)やアプリケーション(MS-Officeなど)が必要で、さらに年毎に陳腐化するため買い替えが必要になるという不便さがあります。
いままでは、それなりの便利さや革新性があったのでそれも我慢して投資してきましたが、そんなものはWebの向こう側でやって、簡単に使わせて欲しいというのが本音でした。

Web2.0の潮流はそんな要求を徐々に満たしてくれそうな期待感があります。
そのうち安物のPCがネットにつながりさえすれば何でも自由にただでできるようになるかもしれません。

この本はインターネット時代の新しいツールを細かく解説してくれています。
つまり、あちら側(Web)から提供されるサービスのカタログみたいなもので、読んでいくうちにこれは使えそうだから試してみたい、と思わせてくれます。
まだまだ開発の序の口ですから百花繚乱状態ですが、時代の先端とはこういうものかとわくわくさせてくれます。
ちょうどPalmpilotの出始めのころ、ネットでフリーウェアを見つけては試して楽しんだことや、ネットスケープとインターネットエキスプローラが開発競争していて無償のベータ版を試したときの興奮と同じです。

わたしはとりあえず、カレンダーツールのKikoやホームページのWikiを試し始めています。

Web2.0 BOOK

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